副社長とふたり暮らし=愛育される日々
私、明智さんからすごく煙たがられているような気配をビシバシ感じていて、どうしてだろうとずっと思っていたのだけど、もしかしてあれは……嫉妬?
明智さんは実は副社長のことが好きで、急に私が現れたから敵対心を燃やしているのでは?
そう考えれば、朝の態度も、副社長にもふにゃんをプレゼントしたことも、明智さんが彼女を作らないのも納得できる。
「マジか……」
地味に衝撃的で、切り干し大根の煮物を入れていた手を止めて呟く。
……けど、これだけで決めつけちゃいけないよね。勘違いだったらとんだ失礼だ。もう少し、要観察。
複雑な気分になりつつ再び手を動かし始めると、お弁当のご飯の上に梅干しを乗せる芳江さんが隣にやってきた。
「瑞香ちゃんも、もしかして彼氏とかできたんじゃない?」
唐突にそんなことを言うから、私は「えっ!?」と声を上げて目を丸くする。
「できてないですよ。なんでですか?」
「なーんだ、はずれたか。最近の瑞香ちゃん表情が明るいし、綺麗になったような気がしてね。ちょっとモデルのりらちゃんに似てきたっていうか」
ぎくりとして、持っていた切り干し大根をぶちまけそうになる。いろんな意味で危ない!
「ぜ、全部間違ってますよ! 全問不正解!」
「そんなに必死に否定しなくても」
思いっきり首を横に振り、ハイスピードでおかずを詰めていく私を、芳江さんは不思議そうに見ていた。
明智さんは実は副社長のことが好きで、急に私が現れたから敵対心を燃やしているのでは?
そう考えれば、朝の態度も、副社長にもふにゃんをプレゼントしたことも、明智さんが彼女を作らないのも納得できる。
「マジか……」
地味に衝撃的で、切り干し大根の煮物を入れていた手を止めて呟く。
……けど、これだけで決めつけちゃいけないよね。勘違いだったらとんだ失礼だ。もう少し、要観察。
複雑な気分になりつつ再び手を動かし始めると、お弁当のご飯の上に梅干しを乗せる芳江さんが隣にやってきた。
「瑞香ちゃんも、もしかして彼氏とかできたんじゃない?」
唐突にそんなことを言うから、私は「えっ!?」と声を上げて目を丸くする。
「できてないですよ。なんでですか?」
「なーんだ、はずれたか。最近の瑞香ちゃん表情が明るいし、綺麗になったような気がしてね。ちょっとモデルのりらちゃんに似てきたっていうか」
ぎくりとして、持っていた切り干し大根をぶちまけそうになる。いろんな意味で危ない!
「ぜ、全部間違ってますよ! 全問不正解!」
「そんなに必死に否定しなくても」
思いっきり首を横に振り、ハイスピードでおかずを詰めていく私を、芳江さんは不思議そうに見ていた。