その灯火が消えるまで


「貴也が、

翼にどんだけ誘われても、部活の見学すらしないで、頑なに入部を拒み続けるのも。


みんなでいるときに独りでいようとするのも。

みんなからの好意をどこかで恐れているのも。



それが原因?」


優しく、綺麗に笑う。



まるで、いつもニコニコしている結灯ではないように。






「………おまえ、やっぱり頭いいよ」





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