その灯火が消えるまで

結灯は、立てた膝に顔をつけて、
俺の方を向いた。





「貴也は、前の学校で色々あったんでしょ」




「………っ」







コイツは。


分かっていないようで、
ちゃんと分かっている。





きっと本当は誰よりも、



鋭い。








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