純情シンデレラ
こうして自分自身と松本さんを奮い立たせながら、私は、松本さんの口述や残っていた記事のメモ書きを、ひたすら入力し続けたおかげで、夜10時前には社内報が完成した。
「やった・・・」と呟きながら、思わず机の前に突っ伏した私の両肩に、松本さんの大きな手が、そっと置かれた。
「ありがとう。君には本当に世話になった」
「いえ・・あぃたっ」
松本さんから肩をマッサージするように揉まれたことで、自分の肩から二の腕あたりがすごく凝っていることに、改めて気がついた。
「あ。すまん。君の華奢な体つきを考慮して、力は加減したつもりだったが」
「そうじゃなくて」と言いながら、私が上体を起こしたのと同時に、松本さんの手が離れた。
「さっきまでずっと気を張ってたから、こんなに凝ってるって気づかなかったんです。松本さんは優しく揉んでくれましたよ」
「そうか・・・。もう夜遅いし、君を家まで送り届けるべきだと分かってはいるんだが。先に印刷所に行かないといけない」
「分かってます。待たせているんでしょう?印刷所の人」
「ああ」
「やった・・・」と呟きながら、思わず机の前に突っ伏した私の両肩に、松本さんの大きな手が、そっと置かれた。
「ありがとう。君には本当に世話になった」
「いえ・・あぃたっ」
松本さんから肩をマッサージするように揉まれたことで、自分の肩から二の腕あたりがすごく凝っていることに、改めて気がついた。
「あ。すまん。君の華奢な体つきを考慮して、力は加減したつもりだったが」
「そうじゃなくて」と言いながら、私が上体を起こしたのと同時に、松本さんの手が離れた。
「さっきまでずっと気を張ってたから、こんなに凝ってるって気づかなかったんです。松本さんは優しく揉んでくれましたよ」
「そうか・・・。もう夜遅いし、君を家まで送り届けるべきだと分かってはいるんだが。先に印刷所に行かないといけない」
「分かってます。待たせているんでしょう?印刷所の人」
「ああ」