純情シンデレラ
「見上君はゴールデンウィーク中、どこか旅行でもする予定でもあるのかな?」
「特に決めてはいません。人混みは苦手ですし・・・あ、でも7月にはいとこの結婚式に呼ばれているので、その時に少し遠出をすることになりますけど」
「そうか」
「上野課長は家族サービスで旅行なさるんですか?」
「いやいや。一番上の子が今年受験だからね。旅行はひとまずお預けだ。それより、5月4日、わが社の柔道部が試合をするんだ」
「あら・・そうなんですか」
「もし当日予定がなければ、ぜひ応援に来てほしい」
「はぁ・・」
「応援が少しでも多ければ、選手たちもその分やる気が湧くからな」と上野課長が言い終えたとき、「失礼します」という低い声が、出入口から聞こえた。
この声は・・・!
出入口の方を見ると、そこを塞ぐように、大柄な松本さんが立っていた。
「特に決めてはいません。人混みは苦手ですし・・・あ、でも7月にはいとこの結婚式に呼ばれているので、その時に少し遠出をすることになりますけど」
「そうか」
「上野課長は家族サービスで旅行なさるんですか?」
「いやいや。一番上の子が今年受験だからね。旅行はひとまずお預けだ。それより、5月4日、わが社の柔道部が試合をするんだ」
「あら・・そうなんですか」
「もし当日予定がなければ、ぜひ応援に来てほしい」
「はぁ・・」
「応援が少しでも多ければ、選手たちもその分やる気が湧くからな」と上野課長が言い終えたとき、「失礼します」という低い声が、出入口から聞こえた。
この声は・・・!
出入口の方を見ると、そこを塞ぐように、大柄な松本さんが立っていた。