純情シンデレラ
「あの・・冷蔵庫にある物で、何か作りましょうか」
「いや。今はまだいい。それより君は?昼飯食べたのか?」
「まだですけど、私はここに食事をしに来たんじゃないですし。長居をする予定でもなかったし。それに、片づけが終わるまでは、何か食べようって気にはならないんです」
「そうか」
部屋の主である松本さんに、きまり悪い想いをさせてはいけないと思った私は、椅子から立ち上がると、「お茶、淹れましょうか?」と聞いた。
「麦茶が飲みたい」
「はい、分かりました」
私は、麦茶が入った瓶を取り出そうと、冷蔵庫を開けたついでに、今、庫内に入っている食材を、素早くチェックした。
そこで、牛肉を発見した私は、思わず「あ」と声を上げた。
「わぁ。大きくて分厚い・・・これ、近所のスーパーで売ってるような品じゃあないですよね」
「ああ、それか。さっき姫路が持ってきた。“スタミナつけて怪我を治さなきゃ”と言ってたな」
「あ・・・そうですか」
「いや。今はまだいい。それより君は?昼飯食べたのか?」
「まだですけど、私はここに食事をしに来たんじゃないですし。長居をする予定でもなかったし。それに、片づけが終わるまでは、何か食べようって気にはならないんです」
「そうか」
部屋の主である松本さんに、きまり悪い想いをさせてはいけないと思った私は、椅子から立ち上がると、「お茶、淹れましょうか?」と聞いた。
「麦茶が飲みたい」
「はい、分かりました」
私は、麦茶が入った瓶を取り出そうと、冷蔵庫を開けたついでに、今、庫内に入っている食材を、素早くチェックした。
そこで、牛肉を発見した私は、思わず「あ」と声を上げた。
「わぁ。大きくて分厚い・・・これ、近所のスーパーで売ってるような品じゃあないですよね」
「ああ、それか。さっき姫路が持ってきた。“スタミナつけて怪我を治さなきゃ”と言ってたな」
「あ・・・そうですか」