純情シンデレラ
「どうした、けんじょう君。何か否定しているように見えるが」
「えっ!?いえっ・・あ、そう言えば。コインランドリーのおばさんが言われてましたけど、この商店街、ショッピングモールになるそうですね」
「らしいな。3年ほど前からその“再開発計画”は持ち上がっていたそうだが、今年に入ってようやく動き出したようだ。年々商店街の利用客も少なくなってきてるしな」
「そうですか・・。じゃあ、松本さんは引っ越しするんですか?」
「ああ。すぐじゃあないが、年内か、遅くとも来年の3月までには引っ越すことになるだろう。俺は大学入学を機に上京したときから、ここに住んでいるんだ。慣れ親しんだ所を離れるのは寂しいし、惜しいとも思う。ここは商店街の中にあるから、場所的にも便利だ。迷うこともない」
「そうですよね」
方向音痴な松本さんにとっては、特に後者の方が重要かも、と頭の中で思った私は、顔に苦笑を浮かべた。
「えっ!?いえっ・・あ、そう言えば。コインランドリーのおばさんが言われてましたけど、この商店街、ショッピングモールになるそうですね」
「らしいな。3年ほど前からその“再開発計画”は持ち上がっていたそうだが、今年に入ってようやく動き出したようだ。年々商店街の利用客も少なくなってきてるしな」
「そうですか・・。じゃあ、松本さんは引っ越しするんですか?」
「ああ。すぐじゃあないが、年内か、遅くとも来年の3月までには引っ越すことになるだろう。俺は大学入学を機に上京したときから、ここに住んでいるんだ。慣れ親しんだ所を離れるのは寂しいし、惜しいとも思う。ここは商店街の中にあるから、場所的にも便利だ。迷うこともない」
「そうですよね」
方向音痴な松本さんにとっては、特に後者の方が重要かも、と頭の中で思った私は、顔に苦笑を浮かべた。