純情シンデレラ
「・・ええ。信じてます。信じているから思うんです。あなたと姫路さんはお似合いだって」
「・・・そうか。それを聞いて、いや、君の表情を見て安心した」と静かに言った松本さんは、意外なことにフッと笑った。
訳分からないことを言われてイラッときたのと、なんでそこで松本さんが笑うのかが分からなくて、私はまた、ムスッとした表情に逆戻りした。
その表情のまま「そうですか。それじゃあ私はこれで失礼します」と言った私は、松本さんからトートバッグを奪うように受け取ると、クルッと踵を返したけれど、「あ、そうだ」と思い返した私は、また松本さんの方を向いた。
「松本さん。私、今月はいけばな教室に行かないので」
「そうか。分かった。再来週は大丈夫だよな?」
「はい?えっと・・・何が」
「まさか君は、社内報づくりの手伝いまで放棄する気なのか?」
「しませんよ!・・・仕事ですから」と、最後は不承不承呟いた私に、松本さんはまたしても、顔にフッと笑みを浮かべた。
「・・・そうか。それを聞いて、いや、君の表情を見て安心した」と静かに言った松本さんは、意外なことにフッと笑った。
訳分からないことを言われてイラッときたのと、なんでそこで松本さんが笑うのかが分からなくて、私はまた、ムスッとした表情に逆戻りした。
その表情のまま「そうですか。それじゃあ私はこれで失礼します」と言った私は、松本さんからトートバッグを奪うように受け取ると、クルッと踵を返したけれど、「あ、そうだ」と思い返した私は、また松本さんの方を向いた。
「松本さん。私、今月はいけばな教室に行かないので」
「そうか。分かった。再来週は大丈夫だよな?」
「はい?えっと・・・何が」
「まさか君は、社内報づくりの手伝いまで放棄する気なのか?」
「しませんよ!・・・仕事ですから」と、最後は不承不承呟いた私に、松本さんはまたしても、顔にフッと笑みを浮かべた。