純情シンデレラ
「まっ・・てて、くれたんですか」と途切れながら聞いた私に、松本さんは一度だけ、力強く頷いた。
「雨が降ってる」
「そうよ。だから松本さんも一緒に、剛さんの車に乗って・・・」
「帰ろう」
素子さんの好意的な提案を無視した松本さんは、私をしかと見たまま手を伸ばして・・・私が持っている花束を、奪うように取った。
「あっ、はい!あの・・素子さん、ありがとう。私・・たちは電車で帰るね!それじゃあ!」
「はーい。また明日ねー!」という素子さんの声を背中に聞きながら、私は松本さんを追いかけた。
「雨が降ってる」
「そうよ。だから松本さんも一緒に、剛さんの車に乗って・・・」
「帰ろう」
素子さんの好意的な提案を無視した松本さんは、私をしかと見たまま手を伸ばして・・・私が持っている花束を、奪うように取った。
「あっ、はい!あの・・素子さん、ありがとう。私・・たちは電車で帰るね!それじゃあ!」
「はーい。また明日ねー!」という素子さんの声を背中に聞きながら、私は松本さんを追いかけた。