純情シンデレラ
「松本ぉ。今日は珍しく遅刻だなー」
「ああ。ちょっとな、色々あった」
「そうか。これから一緒に外回り行くか?」
「悪い。先にこいつを電算まで送り届けてくる・・」
「え?そんな!いいですよ。私、一人で行けます」
「今日が初日なら、場所分からんだろ」
「分かりますよ」と私は言いながら、エレベーターのすぐ横、そして今は私のすぐ右横にある、各課の案内板を手で示した。
それによると、松本さんが所属している営業課は3階、そして私が所属することになっている電算課は、2階と書いてある。
途端に、松本さんは頑固に唇を引き結んで、ムスッとした表情になった。
私、この人のプライドを、ヘンに傷つけてしまったのかしら・・・。
そして松本さんと話していた男性―――さっきの話の内容から、松本さんと同じ営業担当と思われる―――は、私たちをチラチラと見て、プッとふき出した。
「ああ。ちょっとな、色々あった」
「そうか。これから一緒に外回り行くか?」
「悪い。先にこいつを電算まで送り届けてくる・・」
「え?そんな!いいですよ。私、一人で行けます」
「今日が初日なら、場所分からんだろ」
「分かりますよ」と私は言いながら、エレベーターのすぐ横、そして今は私のすぐ右横にある、各課の案内板を手で示した。
それによると、松本さんが所属している営業課は3階、そして私が所属することになっている電算課は、2階と書いてある。
途端に、松本さんは頑固に唇を引き結んで、ムスッとした表情になった。
私、この人のプライドを、ヘンに傷つけてしまったのかしら・・・。
そして松本さんと話していた男性―――さっきの話の内容から、松本さんと同じ営業担当と思われる―――は、私たちをチラチラと見て、プッとふき出した。