純情シンデレラ
「近過ぎる」
「そ、そうしないと2人一緒には撮れなかったから・・・」

って、なんで私はこの人に弁解じみた口調で言ってるの!?
やましいことなんて全然起こらなかったのに。

「私たち・・有栖川さんと私は友だちです」

またしても松本さんに対して、弁解じみた口調で言ってしまった私に、松本さんはただ憤慨したと言わんばかりにフンと鼻を鳴らすだけだ。
何となく気まずい雰囲気が流れ始めたのを、他の二人も察したのか。
「そろそろお昼休みも終わりだから行きましょ、ケイちゃん!」と素子さんに急き立てられた私は、素子さんと食堂を後にした。

< 255 / 530 >

この作品をシェア

pagetop