純情シンデレラ
「ねぇケイちゃん。有栖川建設の息子さんとつき合ってるの?」
「有栖川さんとは本当にただの友だちよ。だから、友だちとしてならつき合ってると言えるんだろうけど・・。でも涼里(すずさと)で別れて以来、有栖川さんとは会ってないし、自宅の電話番号を教え合ってもいないのよ」
「つまり、有栖川さんとはその程度の仲ってわけね?」と念を押すように聞いた素子さんに、私は確信をもって頷いた。
「それなのに松本さんったら。まるで私が悪いんだという口調で責めてくるし」
「そーよねぇ。でもまぁ松本さんからしてみたら、ちょっと心外だったんじゃないのかな」
「え?何が心外なの?」
「ケイちゃんに男性の―――剛さんは別だよ―――友だちがいるってこと、かな」
「えっ!そんな・・・」
素子さんの言葉に、少なからずショックを受けた私は、思わず立ち止まってしまった。
「有栖川さんとは本当にただの友だちよ。だから、友だちとしてならつき合ってると言えるんだろうけど・・。でも涼里(すずさと)で別れて以来、有栖川さんとは会ってないし、自宅の電話番号を教え合ってもいないのよ」
「つまり、有栖川さんとはその程度の仲ってわけね?」と念を押すように聞いた素子さんに、私は確信をもって頷いた。
「それなのに松本さんったら。まるで私が悪いんだという口調で責めてくるし」
「そーよねぇ。でもまぁ松本さんからしてみたら、ちょっと心外だったんじゃないのかな」
「え?何が心外なの?」
「ケイちゃんに男性の―――剛さんは別だよ―――友だちがいるってこと、かな」
「えっ!そんな・・・」
素子さんの言葉に、少なからずショックを受けた私は、思わず立ち止まってしまった。