純情シンデレラ
『もし、あの時の馬車と同じような車だったら、君は怖がることなく乗れるんじゃあないかな』
『えっ?そんな車あるんですか!?』
驚いた顔を隠さないまま、勢い込んで聞く私に、有栖川さんは一度頷いた。
『幌を上げたオープンカーは、幌を上げた馬車に似てると思う』
『あっ・・・!』
『座席の高さとスピードは違うけどね。でも幌を上げたオープンカーから見える景色の角度は同じだ。恐らく屋根まで開いている方が、外の景色と状態がよく見えるから、自分の置かれている状況を把握できる。だから君の場合、その方が安心するんじゃないかな』
有栖川さんの理論に完全納得した私は、「有栖川さん、すごい」と呟いた。
『僕はメドゥサン(医者)じゃないから、僕の論が正しいという保証はできないよ。その上で試しに幌を上げたオープンカーに乗ってみたいと君が思っているんだったら、僕は喜んで君に協力する』
『でもどうやって・・』
『幸い、僕はオープンカーを持っててね』
『えぇ!?』
『晴れた日に僕の車に乗ってみよう。もちろん運転は僕がするよ』
『そんな・・・。どうして有栖川さんはそんなに・・私に親切にしてくれるんですか』
『どうしてって。僕たちは友だちじゃないか・・・』
『えっ?そんな車あるんですか!?』
驚いた顔を隠さないまま、勢い込んで聞く私に、有栖川さんは一度頷いた。
『幌を上げたオープンカーは、幌を上げた馬車に似てると思う』
『あっ・・・!』
『座席の高さとスピードは違うけどね。でも幌を上げたオープンカーから見える景色の角度は同じだ。恐らく屋根まで開いている方が、外の景色と状態がよく見えるから、自分の置かれている状況を把握できる。だから君の場合、その方が安心するんじゃないかな』
有栖川さんの理論に完全納得した私は、「有栖川さん、すごい」と呟いた。
『僕はメドゥサン(医者)じゃないから、僕の論が正しいという保証はできないよ。その上で試しに幌を上げたオープンカーに乗ってみたいと君が思っているんだったら、僕は喜んで君に協力する』
『でもどうやって・・』
『幸い、僕はオープンカーを持っててね』
『えぇ!?』
『晴れた日に僕の車に乗ってみよう。もちろん運転は僕がするよ』
『そんな・・・。どうして有栖川さんはそんなに・・私に親切にしてくれるんですか』
『どうしてって。僕たちは友だちじゃないか・・・』