純情シンデレラ
「これは・・コロッケ?」
「そうだね。フランス語ではクロケットと言うんだ」
「はぁ。なるほど・・・」
私は感心しながら、円筒形のクロケットを、フォークとナイフを使って上品に食べた。
「あ。美味しい!中にソースが入ってますね」
「ベシャメルソースが一般的かな」
「有栖川さん、よくご存知ですねぇ」
「僕はフランスにいたとき、毎日のようにクロケットを食べてたからね」
「それだけクロケットって人気があるんですか?」
「そうだね。ま、手軽に食べれるファーストフードみたいなものだ」
「へぇ・・・」
「何」
「有栖川さんとファーストフードという組み合わせが、あんまり似合ってないと思って。意外だなと」
「こう見えても僕は貧乏留学生だったんだぞ。僕の実家は金持ちだが、留学中の生活費はあまり仕送りしてもらえなかったからね」
「それで“ファーストフード”ばかり食べてたんですか」
「そんなことないさ。時にはご馳走も食べてたよ。まぁその時は大抵おごってもらったけど」
ふと言葉を切った有栖川さんは、軽く息を吐いて「楽しかったな」と呟いた。
「そうだね。フランス語ではクロケットと言うんだ」
「はぁ。なるほど・・・」
私は感心しながら、円筒形のクロケットを、フォークとナイフを使って上品に食べた。
「あ。美味しい!中にソースが入ってますね」
「ベシャメルソースが一般的かな」
「有栖川さん、よくご存知ですねぇ」
「僕はフランスにいたとき、毎日のようにクロケットを食べてたからね」
「それだけクロケットって人気があるんですか?」
「そうだね。ま、手軽に食べれるファーストフードみたいなものだ」
「へぇ・・・」
「何」
「有栖川さんとファーストフードという組み合わせが、あんまり似合ってないと思って。意外だなと」
「こう見えても僕は貧乏留学生だったんだぞ。僕の実家は金持ちだが、留学中の生活費はあまり仕送りしてもらえなかったからね」
「それで“ファーストフード”ばかり食べてたんですか」
「そんなことないさ。時にはご馳走も食べてたよ。まぁその時は大抵おごってもらったけど」
ふと言葉を切った有栖川さんは、軽く息を吐いて「楽しかったな」と呟いた。