純情シンデレラ
「良し良し。でも無理は禁物だから、今日も長い時間は乗り続けないようにしよう」
「はいっ」
「ところで。どうやら君は、このことをムッシュー・マツモトに話してないようだね」
「え?あぁ・・・はい。私、松本さんには、乗用車恐怖症を克服して、ちゃんと車に乗れるようになったら言うって決めてるんです。これってなんていうか・・一種の願かけみたいなもので、いわば事後報告になってしまうんだけど。さっきは練習を始める直前で、まだ始めてもいなかったから、そういう状態で話してしまうと、実現が遅れてしまうような気がして。かといって、経過途中で打ち明けるのもやっぱり・・・いつまでたっても、克服できないような気がするんです。だから両親にも、食堂のおばちゃんや、商店街のおじちゃんたちにも、まだ話してないんです」
「はいっ」
「ところで。どうやら君は、このことをムッシュー・マツモトに話してないようだね」
「え?あぁ・・・はい。私、松本さんには、乗用車恐怖症を克服して、ちゃんと車に乗れるようになったら言うって決めてるんです。これってなんていうか・・一種の願かけみたいなもので、いわば事後報告になってしまうんだけど。さっきは練習を始める直前で、まだ始めてもいなかったから、そういう状態で話してしまうと、実現が遅れてしまうような気がして。かといって、経過途中で打ち明けるのもやっぱり・・・いつまでたっても、克服できないような気がするんです。だから両親にも、食堂のおばちゃんや、商店街のおじちゃんたちにも、まだ話してないんです」