純情シンデレラ
「・・・自動車学校には1ヶ月半程通いました。自動車の各名称とか、運転の仕方とか、有栖川さんが事前に教えてくれたから、路上運転は思ったよりスムーズにできたんですよ」
「あいつにそこまで教えてもらったのか」
「はい・・。あっ!でも、私はまだ免許を持ってなかったから、実際に運転まではしてませんよ」
必死になって言った結果、私は松本さんから離れることになってしまった。
まだ、もう少し・・・という気持ちがないわけじゃあなかったけど、素面のような今の状態で、自分からこの人に寄りかかることは、完全な場違い、且つ勘違いな行為だと思うので、もちろん私は止めておいたし、松本さんの方も、再び私を抱きよせることは、もちろんしなかった。
その松本さんは、正面を見ながら、「あいつ」とかなんとか、ブツブツ呟いている。
「あの・・。有栖川さんとは、自動車学校に通い始める2週間くらい前から会ってません。連絡も取り合ってないっていうのも本当のことです」
「・・そうか」
「有栖川さんは友人として、純粋に私に協力してくれただけです。会社から近くて評判の良い自動車学校も何校か調べてくれて」と私が言っているときに、「江西(えにし)4丁目~」というアナウンスが聞こえた。
「あいつにそこまで教えてもらったのか」
「はい・・。あっ!でも、私はまだ免許を持ってなかったから、実際に運転まではしてませんよ」
必死になって言った結果、私は松本さんから離れることになってしまった。
まだ、もう少し・・・という気持ちがないわけじゃあなかったけど、素面のような今の状態で、自分からこの人に寄りかかることは、完全な場違い、且つ勘違いな行為だと思うので、もちろん私は止めておいたし、松本さんの方も、再び私を抱きよせることは、もちろんしなかった。
その松本さんは、正面を見ながら、「あいつ」とかなんとか、ブツブツ呟いている。
「あの・・。有栖川さんとは、自動車学校に通い始める2週間くらい前から会ってません。連絡も取り合ってないっていうのも本当のことです」
「・・そうか」
「有栖川さんは友人として、純粋に私に協力してくれただけです。会社から近くて評判の良い自動車学校も何校か調べてくれて」と私が言っているときに、「江西(えにし)4丁目~」というアナウンスが聞こえた。