純情シンデレラ
そう私が言って、一瞬車内がシンとなったとき。
隣の助手席にいる松本さんが「けぃ」とか何とか言ったような気がして。
不快な思いをさせてしまったかも、と緊張した私は、ハンドルをグッと握りしめた。
「な、なにか」
「練習が終わるまで道場にいてほしい」
「あ、はい。もちろんです。実は最初からそのつもりだったので。お邪魔でなければぜひ見学させてください」
「ありがとう、けんじょう君」
「いぇ。お礼を言われるほど大したことじゃ・・」
「もし怪我をしたときには、君を頼ることにするよ」
「だから、怪我しないでくださいって言ったでしょう」
「ちょっとやそっとのことじゃしないさ」
「そうですよね。松本さんは頑丈だから」
「だから普段は君が俺を頼ればいいんだ」
「だからもう十分頼ってますって」と言い合っているうちに、柔道場に着いた。
隣の助手席にいる松本さんが「けぃ」とか何とか言ったような気がして。
不快な思いをさせてしまったかも、と緊張した私は、ハンドルをグッと握りしめた。
「な、なにか」
「練習が終わるまで道場にいてほしい」
「あ、はい。もちろんです。実は最初からそのつもりだったので。お邪魔でなければぜひ見学させてください」
「ありがとう、けんじょう君」
「いぇ。お礼を言われるほど大したことじゃ・・」
「もし怪我をしたときには、君を頼ることにするよ」
「だから、怪我しないでくださいって言ったでしょう」
「ちょっとやそっとのことじゃしないさ」
「そうですよね。松本さんは頑丈だから」
「だから普段は君が俺を頼ればいいんだ」
「だからもう十分頼ってますって」と言い合っているうちに、柔道場に着いた。