純情シンデレラ
「あ・・はい。また明日、来ます」
「来ても今度は会わないわよ」
「でも!」
ため息をついた姫路さんが、目を開けた。
「あたしはもう、あなたを満足させるために会う気なんてないわ」
「な・・・」
今の姫路さんの言い方だと、私が自己満足をするために、お見舞いに来たように思えるんだけど。
私は即座に、「違う!」と心の中で否定しようとした。
けれど・・・よく考えてみたら、姫路さんの言うとおりなのかもしれない。
認めたくないけど・・でも私は、姫路さんが入院していると聞いたとき、「きっと心細いだろうから行ってあげよう」という、押しつけがましい気持ちがあった。
「姫路さんは、友だちとは言えないけど見知った人だから、ちょっと顔を出すくらいして義理を果たしておくべきだ」という気持ちが、私の中に全然なかったと言える?
言えないじゃない。
姫路さんは、私にそういう気持ちがあることを見越して、それでも会ってくれたんだ・・・。
「来ても今度は会わないわよ」
「でも!」
ため息をついた姫路さんが、目を開けた。
「あたしはもう、あなたを満足させるために会う気なんてないわ」
「な・・・」
今の姫路さんの言い方だと、私が自己満足をするために、お見舞いに来たように思えるんだけど。
私は即座に、「違う!」と心の中で否定しようとした。
けれど・・・よく考えてみたら、姫路さんの言うとおりなのかもしれない。
認めたくないけど・・でも私は、姫路さんが入院していると聞いたとき、「きっと心細いだろうから行ってあげよう」という、押しつけがましい気持ちがあった。
「姫路さんは、友だちとは言えないけど見知った人だから、ちょっと顔を出すくらいして義理を果たしておくべきだ」という気持ちが、私の中に全然なかったと言える?
言えないじゃない。
姫路さんは、私にそういう気持ちがあることを見越して、それでも会ってくれたんだ・・・。