純情シンデレラ
「君も今は飲まない方がいいぞ」
「飲みませんよ。・・・松本さん?」
「なんだ」
「・・・どうして・・私を待っててくれたんですか」
「そうだな」と言った松本さんは、顔を上げた。
そしてすぐにまた、真っ直ぐ向き直ったとき、彼は真剣な顔で、真剣に答えてくれた。
「どんなに君を避けても、君が俺じゃない男に惚れていると分かっていても・・結局それは俺の勘違いだったが」
「ちょっと!」
「それでも君への想いを諦めることができなかった。それくらいで諦めきれるほど、易しいもんじゃない。単純で純粋で、それでいて強く激しい。そんな風に女性を愛したのは、生まれて初めてなんだ」
そう言いきった松本さんもだけど、そのセリフを言われた私も恥ずかしい、というより照れてしまって。
二人とも顔を火照らせながら、お互いあらぬ方向を見てしまったけれど、それからすぐに「だから賭けてみた」と松本さんが呟いたことで、私は再び松本さんの方へと顔を向けた。
「飲みませんよ。・・・松本さん?」
「なんだ」
「・・・どうして・・私を待っててくれたんですか」
「そうだな」と言った松本さんは、顔を上げた。
そしてすぐにまた、真っ直ぐ向き直ったとき、彼は真剣な顔で、真剣に答えてくれた。
「どんなに君を避けても、君が俺じゃない男に惚れていると分かっていても・・結局それは俺の勘違いだったが」
「ちょっと!」
「それでも君への想いを諦めることができなかった。それくらいで諦めきれるほど、易しいもんじゃない。単純で純粋で、それでいて強く激しい。そんな風に女性を愛したのは、生まれて初めてなんだ」
そう言いきった松本さんもだけど、そのセリフを言われた私も恥ずかしい、というより照れてしまって。
二人とも顔を火照らせながら、お互いあらぬ方向を見てしまったけれど、それからすぐに「だから賭けてみた」と松本さんが呟いたことで、私は再び松本さんの方へと顔を向けた。