爆走姉貴ー星路の苦悩ー
「マジで気になるから」
……言葉に出ていたのか。
危ない危ない。
こちらの考えを読まれては、用心も無になる所だった!
「…サンキュ、雅治」
「何が?」
とぼけてくれているのか?
粋な奴だ。
俺達が案内されたのは奥の席だ。
「リンちゃん、さっき来たばかりなのよ。呼んでくるから待ってて」
ママの背を見つめつつ、俺は辺りを確認する。
近くにはドア。
多分、従業員専用の通路なんだろうな。
…と言う事は、外にも通じてる。
いざという時には使えるな!
「何キョロキョロしてんだよ」
「色々と、事態に備えての対策を」
「ああそう…」
「もう自由に対策してくれ」
何だその言い草!
助かりたくないのか!
もしも美月みたいな女がいたらどうすんだよ!
「お前ら緊張感が無さすぎだぞ!」
「何で緊張しなきゃいけないんだ」
「何があるかわからないだろ!」
危険回避を常に念頭に置けよ!
「よく聞け!お前らはな…!」
「あ〜もう!星路うるさい」
「?!」
雅治にポッキーの束を口に突っ込まれた!
「はにふ…!!」
「いいから食ってろ、お前は」
……言葉に出ていたのか。
危ない危ない。
こちらの考えを読まれては、用心も無になる所だった!
「…サンキュ、雅治」
「何が?」
とぼけてくれているのか?
粋な奴だ。
俺達が案内されたのは奥の席だ。
「リンちゃん、さっき来たばかりなのよ。呼んでくるから待ってて」
ママの背を見つめつつ、俺は辺りを確認する。
近くにはドア。
多分、従業員専用の通路なんだろうな。
…と言う事は、外にも通じてる。
いざという時には使えるな!
「何キョロキョロしてんだよ」
「色々と、事態に備えての対策を」
「ああそう…」
「もう自由に対策してくれ」
何だその言い草!
助かりたくないのか!
もしも美月みたいな女がいたらどうすんだよ!
「お前ら緊張感が無さすぎだぞ!」
「何で緊張しなきゃいけないんだ」
「何があるかわからないだろ!」
危険回避を常に念頭に置けよ!
「よく聞け!お前らはな…!」
「あ〜もう!星路うるさい」
「?!」
雅治にポッキーの束を口に突っ込まれた!
「はにふ…!!」
「いいから食ってろ、お前は」