男気スイッチ
エレベーターが一階に到着し、隼人は足早にアパートを目指す。途中酔っぱらいが、細い路地に消えていった。 キラキラ光るネオン街はとてもきれいだと感じる。 酒を飲んだ時などは頭を垂れて足元を見ながら歩いた方が利口だろう。 石にでも蹴つまづいてしまっては、ほろ酔い気分を台無しにしてしまうから。 店からアパートまでの距離およそ500メートル 5分程でアパートに到着した。 スーツの右ポケットから鍵を取り出し ドアを開ける。そっと203号室に入り シャワーだけ浴びて寝床についた。
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