3つの男子(だんご)
時間は過ぎてお昼休みになった。

芽衣が
「で、決まった約束事は何??」
と私に聞いた。

いつのまにか隣にレイもいる。

「✴︎手紙交換をする。
✴︎一緒に帰れる時は帰るときは一緒に帰る。
だよ。」
と私は言うと2人が

「手紙書いてきたの??」
と聞いた。
「うん。
書いてきたけど2組に行く自信無くて。」
と私が言うと

「渡しに行かないと。」
と2人は私を連れ廊下に出て2組の前に行った。

ちょうど彩美がはじの席に座っていた。
「さくらじゃん。
翔が3組行けねーってずっと言ってるよ。
翔呼ぶから待ってて。」
と彩美は翔を呼んでくれた。

翔の周りには見慣れた顔の他に新しい見慣れない顔が1人いた。
けど私は恥ずかしくて恥ずかしくて

「翔、手紙だよ。」
と私は言い渡した。

「さくら、ありがとう。オレ手紙書くな。」
と言い翔は友達のなかに戻って行った。

「彩美、ありがとう。
翔呼んでくれて」
と私は彩美に御礼を言い
教室の前の廊下に3人で立った。

芽衣とレイは
「ちゃんと渡せた?なんか言ってた?」
と身を乗り出して聞いてきた。

「うん。渡せたよ。オレも手紙書くって言ってた。」
と、嬉しそうに私は2人に話した。

「良かったじゃん‼︎」
と2人は喜んでくれた。
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