聖なる夜の願い ~ホテル・ストーリー~
東京タワーにスカイツリー。賑やかな街を歩いたって、一人じゃ何やっても楽しくない。
山手線に乗って私鉄に乗り換えて、結局彼の部屋まで来てしまった。
あの調子じゃろくな生活してないはず。
預かってる合鍵で中に入る。
部屋は、ああ、やっぱり。惨憺たる状況。
ほっとくと死ぬんじゃないかと思う。
片付けて、片付けて、片付けて……
もう!クリスマスに何してんの、私!
彼は、システムエンジニアだ。仕事は優秀なんだろうけど、身の回りのことは、まるでダメ。
せっかく来た東京のオシャレな店に行くよりも、彼のものに囲まれた部屋がいいなんて思ってる。何度も、ホテルになんか泊まらなくていいって言ってるのに。
食事だって、私が作るからって言ってるのに。
今回だけは、彼は、頑固に自分の意見を通した。
洗濯して掃除して、ゴミをまとめた。
疲れたなと、空を見上げた。
そしたら、暗くなってた。
携帯を見たら、いくつかメールが来てた。
慌てて返信する。
――もうすぐ出られそう。
本当?私の方も、ホテルで待ってると伝える。
山手線に乗って私鉄に乗り換えて、結局彼の部屋まで来てしまった。
あの調子じゃろくな生活してないはず。
預かってる合鍵で中に入る。
部屋は、ああ、やっぱり。惨憺たる状況。
ほっとくと死ぬんじゃないかと思う。
片付けて、片付けて、片付けて……
もう!クリスマスに何してんの、私!
彼は、システムエンジニアだ。仕事は優秀なんだろうけど、身の回りのことは、まるでダメ。
せっかく来た東京のオシャレな店に行くよりも、彼のものに囲まれた部屋がいいなんて思ってる。何度も、ホテルになんか泊まらなくていいって言ってるのに。
食事だって、私が作るからって言ってるのに。
今回だけは、彼は、頑固に自分の意見を通した。
洗濯して掃除して、ゴミをまとめた。
疲れたなと、空を見上げた。
そしたら、暗くなってた。
携帯を見たら、いくつかメールが来てた。
慌てて返信する。
――もうすぐ出られそう。
本当?私の方も、ホテルで待ってると伝える。