悪役の私

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それから数日後、今日は潤と会っていた。




今まで「エッチしよ」っていう言葉にいつもうんざりしていたのに、今日はうんざりしなかった。



まぁいっか、って思えた。




いつもはイライラしていたであろう潤の発言にも、イライラしなかった。



まぁ、いっか。と。



それが優への気持ちへの罪悪感からなのか、心に少し余裕が出来たからなのかはわからない。






だけどひとつわかるのは、優とのここ最近の出来事に対して後悔はしていないということ。





そして、そのおかげで私は今イライラしていない、ということ。




私と優はきっと浮気というやつをしていて、浮気は悪いことだけど、その分彼氏に優しく出来るっていうのは本当なのかもしれない。