悪役の私

3-1








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私は、優が好き。



誰よりも、優が好き。



確信に変わったあの日から、私はずっと優のことを考えた。




バイトしてる時も。


夜、1人で眠る時も。


授業を受けている時も。




あの一件から、今まで通りになった私たちの関係はやはり曖昧なまま。



それでも優と一緒にいる時間は幸せで、優と一緒にいることが私の幸せだから、そのままでいいと思う。



優と会えるなら、どんな嫌なことだって乗り切れる気がするし、優が頑張っているから、私も頑張ろうと思える。




誰になんと言われても、私には優しか見えなくなっていた。











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