ひとりのためのクリスマスディナー
「メリークリスマス、杏」
振り向いた“彼女”の目の前に、俺はケーキと輝くリングが沈むグラスを差し出した。
パティシエ長にバカにされながら徹夜で書き上げたチョコレートプレートの文字を見て“お一人様の彼女”は目を潤ませた。


素顔を見慣れる程安心しているのに、少し着飾られれば簡単にときめいてしまう。
突然髪をバッサリと切って俺を驚かせたり、クリスマスに一人で俺の職場に来てくれる遊び心のある可愛い彼女。


七年前より愛しい彼女へ、いつか交わした約束を……


-Wold you marry me?
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