浅葱色の妖



こんなこと、旭にしか言ってないけれど。



長老や大人に言ったら止められてしまうか自分達が代わりに復讐するなどと言いかねない。



仲間が人間に殺されるだなんて、みんな許さないことだから。



今でもみんな人間を恨んでいるから。



だけどみんな、やっぱり人間を恐れている。



だから京の街には近づきたがらないし、京の街に行くのはなるべく昼だけにしている。


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