浅葱色の妖


「!」



ふと、後ろに気配を感じた。



普通ならここで負けが決まる。



首に手を回されて動けなくなるだろう。



でも、私はそうじゃない。



長老の手が私の首にかかる前に私はしゃがんだ。



そのまま彼の背後に回る。



そして、その細い首に手を回す。



「私の勝ちですね、長老」



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