浅葱色の妖

固まる私に彼は近付いてくる。


ちょ、ちょっと待って!


「やだやだやだやだ!」



私はドタドタと部屋の中を走る。



あなた正義の味方でしょ!



そんなことしちゃ駄目だって!


「逃げないで下さいよ〜」



「逃げるに決まってるでしょ!」


私達が騒いでいると。


「騒がしい。何してんだ平助、集中できねぇ」
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