浅葱色の妖
「俺の目の前で突然倒れた上に三日三晩寝続けるなんてどうしようもない女だな」
彼はため息をついた。
私、三日三晩も寝てたの!?
通りで体がすっきりしているわけだ。
拾ってくれたのはこの人なのか。
でもでも、この人口が悪すぎない?
初対面の人、しかも女の子に向かってどうしようもない女なんて言う?
優しいんだか最低なんだか分からないよこの人!
「平助。心なしか俺はコイツに睨まれている気がするんだが気のせいか?」
「珍しいもんですね。土方さんが女性から愛の眼差し以外を受けるだなんて」
「うるせぇな」