LOVE&LIFE
「じゃあ、俺寮に戻るな?」

「じゃあな。」

「なぁ、お前のこと優弦って呼んでいいか?」

上から目線だなぁ。

「いいよ。俺も冬輝って呼ぶわ。じゃあな。」

俺はそう言って車に乗りこんだ。

車の窓から見たさな……冬輝は笑っていた。

「ふゆ、笑ってる。」

乃莉が笑顔でそう言った。

「ゆづ、ふゆと何話したの。」

「さぁ、俺と冬輝だけの秘密。」

不思議そうな顔をする乃莉。

しばらくしたら話すか。

俺はそう思い眠りについた。
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