Blue Snake

ティッシュの前に来てカートにそれを何個も入れる。

不良たちの何人かがこちらをチラチラ見ているが話しかけてくる気配はない。

よし。ミッション達成。

あとはレジで会計して帰るだけ。

私はカートをUターンさせて出発させようとした。

させようと、したんだけど…。

「こんばんは、一ノ瀬さん」

ひはっ。と不気味に笑ったのは、私の大嫌いな人。

清水町凛。

【無色】の総長の右腕。

こちらを見てニヤニヤと薄気味悪く笑った。

最悪。

何でこいつがここにいるんだ。
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