Blue Snake

「凛さああああああん!!って!!えええええええ!?誰っスか!?」

「五月蝿いなー」

室内に入ると大きな声が私たちを出迎えた。

私は担がれているので顔は見えないけど男の声だ。

清水凛はドアを閉めると私を下ろした。

全身に血が巡る感覚がする。

目の前には清水凛。

奴はたれ目を三日月型にして笑った。

「ようこそ。【無色】の秘密基地へ」

【無色】の秘密基地とやらは、

甘い卵焼きの匂いがした。
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