Blue Snake

「凛さん!?一応ここ幹部しか入れないってことになってるんスけど…」

「何のことー?」

「凛さあああん!!」

横から出てきたのは小さい男の子。

真っ赤な髪をツンツンにして、頬を膨らませている。

目が大きくて、なんだか女の子みたいだ。

可愛い。

けど、声デカイ。

「しかも男じゃないスか!男連れ込むの流行なんスか!?凛さんもそういう趣味ですか!?」

「やだー。旭と一緒にしないでよー」

「おい」

部屋の奥から声がした。

地を這うような低い声。

部屋を見渡した。

大きい黒いテーブルを囲むように置かれた黒いソファ。

声の主はそこの1つに座っていた。

声の主、黒崎旭。

【無色】の総長。
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