遠いあなた
着いて、準備してくれた部屋に荷物を運んで
不思議な気持ちだったけど

なんかやっていけそうだった。

次の日からもう学校生活が始まる。
でも不思議と緊張しなかった。
もう、頑張らなくていいんだ。
周りに合わせてチャラチャラしなくても。

家とか普段は結構うるさい方。
心を許した人にはとことんまで甘えるし、ボケたり笑ってもらいたくて頑張るけど

学校にそこまで大切さを見いだせない私は
それをしたいって思える子はいなかった。

違う…

いたんだ。


こないだまでは。

うんん。いなかった。いないんだ。もう。
私は裏切られたんだ。

またちょっと心がチクッでしたからすぐに部屋に戻って散らかっ部屋で明日に備えて寝た。
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