御曹司と愛されふたり暮らし
「ど、どうしたの急に」

「いや、思ったことを口にしただけだけど」

「~~!!」

どうしよう、恥ずかしすぎる。
私、こんなにドキドキしまくっていて、いつか倒れるんじゃないだろうか。


しかも……。


「なぁ、花菜」

「はい……?」



「キスしてもいい?」


こんなこともサラッと言ってくるし!!

いや、恋人なんだし、キスするのは普通なんだろうけど! でも、私はそういう経験ないわけだし!!


でも、嫌なはずはなくて……。



私はコク、と頷いた。



彼がほほえんで、大きくて温かい右手を私の頬に添える。


ど、どうすればいいんだろう。とりあえず、目をつむってみた。


彼の顔がゆっくりと近づいてくるのが気配でわかる。


そして。


ゆっくりと、彼の唇が私の唇に触れた。
< 125 / 180 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop