天空の覇者
「ところで…アンタ、マジにジョーの裁判勝ち狙う気?」

サラダを突っつきながら、まずは第一波をかけてみた。

「まぁあなたは頭がいいみたいなんで、率直に言いますが…僕は彼の無罪が勝ちとれるなんて事は、これっぽっちも考えてませんよ」

食後のコーヒーを手に取りあっさりと否定的なセリフから入って来た。

やっぱり…

「って事は、アンタは売名手段で引き受けた訳じゃ無いっちゃね」

「彼は正常な心理状態ですからね…責任能力なんて引っ張り出しても仕方無いでしょう」

随分言いきっちゃう弁護士だけど…逆にこういうヤツの方が、まだ信用出来るだろう。
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