天空の覇者
ψMK2壊滅ψ

MK2の一番長い日

基地から飛び立った攻撃隊の後方につけ一路宮崎を目指す俺と大隈の2機のバロン

それぞれ後部座席には素人という名の民間人を乗せて

「柳瀬クン、付いて行けるかい?」

何も知らない有明は怪獣退治の攻撃開始に間に合うか俺に聞いてきた。

「心配いらねぇ…バロンとスカイホェールってのは同程度のエンジンを積んでるんだ。元々の重量差に加えて完全装備のスカイホェールってのは、鈍重なウスノロ…エースの俺らが置いてきぼりくらうわけ無いやろ」

だけど後で解るんだが何も知らないのは、俺の方だった。
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