校庭に置いてきたポニーテールの頃
先生が教室に入ってきてから慌てて自分の席に戻る。
思い込みかもしれないけど、後ろから真綾ちゃんに見られている気がした。
朝のホームルームが終わって一時間目が始まる少しの間に、案の状真綾ちゃんに声をかけられてしまう。
「浅倉ってヒロのことが好きなの?」
真綾ちゃんだって早水くんと同じクラスになるのは初めてのはずなのに、ヒロって呼ぶことに違和感を覚える。
「多分違うんじゃないかな……」
もっともマナの本心なんてわからない。
だけど惚れっぽいわけじゃないという唯の言葉を思い出して、そう答えた。
窓側の一番後ろに座る真綾ちゃんは「ふーん」と短く言い放ってから、斜め前の方向を一瞥する。
その目線は、教室の真ん中に座る早水くんに向けられたものなのか、それとも廊下側の一番前に座るマナに向けられたものなのかはわからなかった。
思い込みかもしれないけど、後ろから真綾ちゃんに見られている気がした。
朝のホームルームが終わって一時間目が始まる少しの間に、案の状真綾ちゃんに声をかけられてしまう。
「浅倉ってヒロのことが好きなの?」
真綾ちゃんだって早水くんと同じクラスになるのは初めてのはずなのに、ヒロって呼ぶことに違和感を覚える。
「多分違うんじゃないかな……」
もっともマナの本心なんてわからない。
だけど惚れっぽいわけじゃないという唯の言葉を思い出して、そう答えた。
窓側の一番後ろに座る真綾ちゃんは「ふーん」と短く言い放ってから、斜め前の方向を一瞥する。
その目線は、教室の真ん中に座る早水くんに向けられたものなのか、それとも廊下側の一番前に座るマナに向けられたものなのかはわからなかった。