11時30分に解ける魔法
「あんたのことを心配して、このホテルのスイートもう一回とれないかなと思って、此処へ来たのよ。
だって、あんたももういい年じゃん。
添真逃したら、次はないよね、と思って」
いや、そのセリフ、そっくり貴女にお返しするが……と思って聞いていた。
「でも、そのとき、新田さんにあったのよ。
妹思いのやさしいおねえさんですねって言われて、そこから……」
と特に聞いてあげなくても、話しているだけで、本人は幸せらしい、のろけが始まる。
なるほど。
良い事をしたら良い事がとは、このことだったのか、と思った。
では、私はなんの悪い事をして、イブの夜に添真と大喧嘩を、と思ったのだが、とりあえず、添真は、今また、私の目の前に居る。
だって、あんたももういい年じゃん。
添真逃したら、次はないよね、と思って」
いや、そのセリフ、そっくり貴女にお返しするが……と思って聞いていた。
「でも、そのとき、新田さんにあったのよ。
妹思いのやさしいおねえさんですねって言われて、そこから……」
と特に聞いてあげなくても、話しているだけで、本人は幸せらしい、のろけが始まる。
なるほど。
良い事をしたら良い事がとは、このことだったのか、と思った。
では、私はなんの悪い事をして、イブの夜に添真と大喧嘩を、と思ったのだが、とりあえず、添真は、今また、私の目の前に居る。