甘々なボスに、とろけそうです。
「……っ、ミーコ、なにやってんの」
「!!」
咄嗟に立ち上がったウィルくんが、私をキャッチしてくれた。
「ごめっ……」
「良い香り」
香りって……あぁ、美容院のシャンプーかな?
「もう限界、ボク、力ないから」
「へっ?」
ウィルくんが、バランスを崩して倒れ――その上に、私も倒れ込んでしまった。
「ご、ごめん!……だ、大丈夫?」
「大丈夫じゃ……ない」
「えぇ!? ほ、骨でも、折れちゃった?」
私はウィルくんの顔を覗き込む。
「違うよ。……はやくどいて」
「へっ……?」
「こんなに密着されて平気なわけないでしょ。襲うよ?」