希望の時間
ひとつ言いうよ



私はMじゃない



どっちかと言えばSだと思っいてる



ノリ悪い

つまんな

ないわ



この言葉から逃げたいだけ



笑ってればみんな幸せだから…




と、私は思ってるから




ピロリん




『俺だよ俺俺!』



…だれだ…あ、あれか



『オレオレ詐欺ですか?』



『違います。柊聖です。』



『知りませんね』



『今から会お』



え?あ、いや、



『怖いですけど』



『いや、いまお前の後ろにいるし』



『余計怖いですね』



嘘だと思ってた



『後ろみてみ?』



振り返ると奴がいた



『ストーカーしかいませんが?』



「ねぇ!優希!」



「なんだよ…」



「俺の前では普段のお前でいろよっ!」



涙が出そうだった



けど、平気。



さっき泣いたもん




「泣きたいならなけ?」



やばい



「泣くわけなんか……うぅ ばかぁ…」




あーぁキモがられて終わりだな




「ほらな、泣けばスッキリするぞ」



「泣いて、なんか、ないっっ」



認めたくなかった



「俺、東高に転校すっから!」



?!



「なにぃ、言ってんの??」



涙は止まった



死ね。

消えろ。

クズ。

ブス。



あの言葉を一切発しない聖がくるのか?



空気変わるかもな…



まぁ…女子はうるさそうだけどな



なんで喜んでだろ



わけわからないですね
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