弁護士シリーズ作品第2弾! 『最強の弁護士軍団』




私の本当に大切な人は達哉じゃ無くて晧覬だったなんて…


気付くのが遅いんだよね私…



達哉?

晧覬は私の事を許してくれるかな?

達哉の側に行こうとした私を晧覬は許してくれるかな?




『瑠璃…』



晧覬の私の呼ぶ声が段々と小さく成って来て弱々しい声に成り…




『俺はお前を守る事が出来なかった…。ごめんよ瑠璃。達哉済まない…俺、瑠璃を守る事が出来無かったよ…お前との約束。俺は守れ無かったよ…。達哉、本当にごめん…』


晧覬は達哉に謝ってた。




晧覬!

晧覬!!

それは違う…

晧覬が悪いんじゃ無くてこの私が悪いんだよ…


晧覬は悪くない…


悪いのは全部私…



だから晧覬は全然悪くなんかない!!




晧覬!

晧覬!!



なんで!

なんで私は目が覚めないの?

お願い!

私は一番大切な人をもう二度と失いたくない!!

お願い!

目覚めて私!!




【瑠璃?ようやく一番大切な人が誰なのか?解ったみたいだね。瑠璃はただ俺をずっと想ってただけで本当に心から大切に想ってる愛しい人が誰なのか?解らなく成ってたんだよ。これで迷いは無く成ったね。】


達哉に言われた。




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