弁護士シリーズ作品第2弾!
『最強の弁護士軍団』
【瑠璃?今度こそ幸せに成るんだよ。俺はちゃんと兄貴と瑠璃を見守ってるからもう俺を頼るんじゃ無くて兄貴に頼るんだよ。瑠璃いつまでも笑顔を忘れないで笑っててね。瑠璃が笑ってるとみんな安心するから…】
達哉がそう言うと…
目が覚めた…
あんなに一生懸命、目覚め様と頑張ってたのに…
『瑠璃?瑠璃?俺が誰だか解るか?』
晧覬が訊いて来た。
私が晧覬…
と名前を呼ぶと…
『瑠璃!』
晧覬は私を力強く抱き締めた。
晧覬は私がお墓の前で倒れてのを見付けたと話した。
そして…
晧覬が達哉に呼ばれたんだと…
私がお墓の前に居てると知らせて来たと
達哉…
有り難う。
私は本当に大切な人を失う所だったんだね…
達哉を失ってその苦しみや辛さを知ってるのに私は晧覬にまた同じ事をしょうとしてたなんて…
有り難う達哉…
【瑠璃が気付か無かったら本当にそのまま連れて行くつもりでいてたんだよ…】
達哉に言われた気がした…
晧覬は私を抱き締めたまま達哉に…
『瑠璃はお前になんかやんない!瑠璃はもう俺の奥さんなんだからな!』
晧覬はお墓に向かって言った。