ハッピーネガティブシンキング

1時間の残業を終え、時刻は18時半。
自宅の最寄り駅まで電車に揺られ、19時過ぎ。

特売日の為、スーパーへ向かう。
1週間分の買い物を済ませ帰宅。20時過ぎ。

紅茶を淹れ一息。チョコクッキーを頬張りながら、スマホでレシピを検索。

21時前、のそのそと動き出し、夕食を作り始める。
21時過ぎ、旦那帰宅。

「早かったね。ごめんまだ出来て無いや……」
「全然いーよー」

郷ちゃんは、大概のことは「いーよー」で済ませてくれる。
彼のとても良いところ。
そして、わたしが甘えてしまっているところ。

1年前、入籍をした頃は、もっと帰宅に合わせて夕食を用意していたのに。


22時、テレビを見ながら食事。

「今日は、疲れた……」

そう零していた郷ちゃんは食事を終えると、こたつで眠ってしまっている。

「おーい。寝るなら布団入って」

揺さぶっても起きないので、放置して歯を磨く。
注意は、したぞ。

このところ、すぐに寝てしまうので、全然してない……。
レス?
そんな言葉が頭を過ぎる。
1週間やそこらで、レスなんて言わないか。
力なくひとり薄く微笑み、洗い物も放置して、布団に潜り込んだ。

< 4 / 14 >

この作品をシェア

pagetop