赤い糸~切れた糸の続き~
とりあえず、今は考えないようにしよ!
よしっ!気合いを入れ直して仕事に取り組んだ。
一時間くらいして、福本さんは戻って来た。
難しい顔をしているかと思えば、
「生田少しいいか?俺の話を聞いてほしい」と言い出した。
もちろん私は頷き、福本さんの前に立った。
「お前には少し、心と体を休める時間が必要だと思うんだ。そこで、なんだか…一ヶ月、有給扱いにするから休んで欲しい。その間に色々カタつけて、改めて休み明け、元気に出勤して欲しい」と福本さんに言われた。
鬼の福本さんがそんなこと言うなんて思ってもいなくて、私は、スゴく驚いた。
そしたらそれが伝わってしまったのかクスッと笑われた。
「ウチの大事な社員だ。お前を守るのも上司としての俺の責任であり、義務だからな‼」と付け足すように言われてしまった。
私はありがとうございますと思いきり頭を下げた。
「なら、早速明日から。休んでくれ。代わりのものはとりあえず秘書課のやつに頼むから。まあ、俺の相手、真面目に出来るのお前くらいだろうけどな‼何とかするから」と福本さんは言ってくれて、私は明日から会社を休むことになった。
家に帰った私は改めて皆に今日の出来事、私が部署が変わって苦しんでたこと、健斗くんとの関係…すべて話した。
黙って聞いてくれるお父さんとお母さん。
「良かった。姉ちゃんに嫌われたんじゃないかってアイツ、心配してたから」と聖は言った。
「ごめん…」と私が言うと、大丈夫だよ!と笑ってくれた聖。
「お節介かもしれないけど…ちゃんと俺が二人の時間作るから仲直りしてよ!」と聖が言ってくれた。
ありがとーと私は言った。
よしっ!気合いを入れ直して仕事に取り組んだ。
一時間くらいして、福本さんは戻って来た。
難しい顔をしているかと思えば、
「生田少しいいか?俺の話を聞いてほしい」と言い出した。
もちろん私は頷き、福本さんの前に立った。
「お前には少し、心と体を休める時間が必要だと思うんだ。そこで、なんだか…一ヶ月、有給扱いにするから休んで欲しい。その間に色々カタつけて、改めて休み明け、元気に出勤して欲しい」と福本さんに言われた。
鬼の福本さんがそんなこと言うなんて思ってもいなくて、私は、スゴく驚いた。
そしたらそれが伝わってしまったのかクスッと笑われた。
「ウチの大事な社員だ。お前を守るのも上司としての俺の責任であり、義務だからな‼」と付け足すように言われてしまった。
私はありがとうございますと思いきり頭を下げた。
「なら、早速明日から。休んでくれ。代わりのものはとりあえず秘書課のやつに頼むから。まあ、俺の相手、真面目に出来るのお前くらいだろうけどな‼何とかするから」と福本さんは言ってくれて、私は明日から会社を休むことになった。
家に帰った私は改めて皆に今日の出来事、私が部署が変わって苦しんでたこと、健斗くんとの関係…すべて話した。
黙って聞いてくれるお父さんとお母さん。
「良かった。姉ちゃんに嫌われたんじゃないかってアイツ、心配してたから」と聖は言った。
「ごめん…」と私が言うと、大丈夫だよ!と笑ってくれた聖。
「お節介かもしれないけど…ちゃんと俺が二人の時間作るから仲直りしてよ!」と聖が言ってくれた。
ありがとーと私は言った。