夢幻の騎士と片翼の王女
*
「何か探してるのか?」
背中から聞こえた声に私が振り向くと、そこには私より少し年上に見える少年達がいた。
「あ…あの、僕…働き口を探してて…」
「働き口を…?おまえ、もしかして親がいないのか?」
「……はい。」
「それは大変だな。
それじゃあ、住むところもないのか?」
「はい。」
「金は持ってるのか?」
「はい、少しだけ…」
「見せてみろ。」
私は、少年に言われるままに持っていたお金を差し出した。
「なんだ、これだけありゃあ家が借りられるぞ。
ちょうど俺の隣の家が空いてるんだ。
俺が話を付けてきてやるよ。」
「じゃあ、僕は働き口を世話してやろう。」
「ほ、本当ですか!?よろしくお願いします。」
町に来て早々、良い人達に出会えた。
私は、その出会いに感謝した。
「じゃあ、少しここで待っててくれ。」
「はい、わかりました。」
ところが、昼になり…夕方になってあたりが暗くなり始めても、少年たちは戻って来なかった。
何か手違いでもあったのかと、あちらこちらを探してみたが、少年たちの姿はどこにもなく、仕方なく、私は山の家に戻った。
次の日も私は少年たちと約束した場所に出向き、彼らが来るのを待ったが、三日経ち、五日経ち…
私は愚かにも、一週間経ってようやく騙されたということに気が付いた。
「何か探してるのか?」
背中から聞こえた声に私が振り向くと、そこには私より少し年上に見える少年達がいた。
「あ…あの、僕…働き口を探してて…」
「働き口を…?おまえ、もしかして親がいないのか?」
「……はい。」
「それは大変だな。
それじゃあ、住むところもないのか?」
「はい。」
「金は持ってるのか?」
「はい、少しだけ…」
「見せてみろ。」
私は、少年に言われるままに持っていたお金を差し出した。
「なんだ、これだけありゃあ家が借りられるぞ。
ちょうど俺の隣の家が空いてるんだ。
俺が話を付けてきてやるよ。」
「じゃあ、僕は働き口を世話してやろう。」
「ほ、本当ですか!?よろしくお願いします。」
町に来て早々、良い人達に出会えた。
私は、その出会いに感謝した。
「じゃあ、少しここで待っててくれ。」
「はい、わかりました。」
ところが、昼になり…夕方になってあたりが暗くなり始めても、少年たちは戻って来なかった。
何か手違いでもあったのかと、あちらこちらを探してみたが、少年たちの姿はどこにもなく、仕方なく、私は山の家に戻った。
次の日も私は少年たちと約束した場所に出向き、彼らが来るのを待ったが、三日経ち、五日経ち…
私は愚かにも、一週間経ってようやく騙されたということに気が付いた。