明日の蒼の空
「ひまわりの絵を描いてみるから、よく見ててね」
「うん。見てる」
私は水色の色鉛筆を握り締めて、りさちゃんの背後に立ち、いつもの十分の一くらいの速さで、りさちゃんの目の前にオレンジ色の一輪のひまわりの絵を描いた。
「お姉さんは、すごいね」
驚きの声を上げたりさちゃんが、私が描いたひまわりの絵に触ろうとしている。
「どんな絵でも描けるから、りさちゃんの好きなものを描いてみて」
「うん。じゃあ、シャボン玉の絵を描いてみる」
ついさっき、シャボン玉を吹いたから、シャボン玉の絵を描きたくなったのだろうか。子供の発想とは面白いと思った。
公園を囲っているポプラの樹の緑色を遮るため、私はスケッチブックを広げて、りさちゃんの前に立った。
「このスケッチブックに描くと思って」
「うん」
りさちゃんは、菓絵さんからいただいたオレンジ色の色鉛筆を握り締めた。
私が教えたとおりに、「絵を描かせてください」と空に向かってお願いして、オレンジ色の色鉛筆を空中に走らせた。
三十センチほどの大きな円を一筆書きで描いて、円の中を、ひたすら塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り。所々、はみ出したりしている。
「描けた!」
りさちゃんが空中に描いたジャンボなシャボン玉の絵は、立体ではなく、平面だけど、真正面から見ると、空中にシャボン玉が浮かんでいるように見える。
「その調子で、もっといっぱい描いてみて」
「うん! 描いてみる!」
りさちゃんも空のキャンバスに絵を描くことの楽しさを覚えたのか、次から次へとジャンボなシャボン玉の絵を描き続けている。
オレンジ色、赤色、ピンク色、黄色、緑色、青色、紫色。風船のような色とりどりのシャボン玉の絵が空中に浮かんでいる。
高さは、地上から一メールくらいのところから三メートルくらいまでの間。大きさは、三十センチほどから五十せんちほど。
絵なので割れることも風に流されて消えることもない。
りさちゃんにストローをくわえてもらい、自分で描いたシャボン玉の絵の中に立ってもらった。
はい、チーズ。と言わなくても、りさちゃんの顔はものすごい笑顔。
私はカメラのシャッターを押した。
これからもっといろんな写真を撮って、りさちゃんの成長の記録を写真に収めていこうと思う。
「うん。見てる」
私は水色の色鉛筆を握り締めて、りさちゃんの背後に立ち、いつもの十分の一くらいの速さで、りさちゃんの目の前にオレンジ色の一輪のひまわりの絵を描いた。
「お姉さんは、すごいね」
驚きの声を上げたりさちゃんが、私が描いたひまわりの絵に触ろうとしている。
「どんな絵でも描けるから、りさちゃんの好きなものを描いてみて」
「うん。じゃあ、シャボン玉の絵を描いてみる」
ついさっき、シャボン玉を吹いたから、シャボン玉の絵を描きたくなったのだろうか。子供の発想とは面白いと思った。
公園を囲っているポプラの樹の緑色を遮るため、私はスケッチブックを広げて、りさちゃんの前に立った。
「このスケッチブックに描くと思って」
「うん」
りさちゃんは、菓絵さんからいただいたオレンジ色の色鉛筆を握り締めた。
私が教えたとおりに、「絵を描かせてください」と空に向かってお願いして、オレンジ色の色鉛筆を空中に走らせた。
三十センチほどの大きな円を一筆書きで描いて、円の中を、ひたすら塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り。所々、はみ出したりしている。
「描けた!」
りさちゃんが空中に描いたジャンボなシャボン玉の絵は、立体ではなく、平面だけど、真正面から見ると、空中にシャボン玉が浮かんでいるように見える。
「その調子で、もっといっぱい描いてみて」
「うん! 描いてみる!」
りさちゃんも空のキャンバスに絵を描くことの楽しさを覚えたのか、次から次へとジャンボなシャボン玉の絵を描き続けている。
オレンジ色、赤色、ピンク色、黄色、緑色、青色、紫色。風船のような色とりどりのシャボン玉の絵が空中に浮かんでいる。
高さは、地上から一メールくらいのところから三メートルくらいまでの間。大きさは、三十センチほどから五十せんちほど。
絵なので割れることも風に流されて消えることもない。
りさちゃんにストローをくわえてもらい、自分で描いたシャボン玉の絵の中に立ってもらった。
はい、チーズ。と言わなくても、りさちゃんの顔はものすごい笑顔。
私はカメラのシャッターを押した。
これからもっといろんな写真を撮って、りさちゃんの成長の記録を写真に収めていこうと思う。