熱愛系エリートに捕まりました
外で待つことになり、薬師丸さんが申し訳なさそうに眉を下げるので、笑って首を振った。

むしろ、この日に出会った場所を訪れるなんてなんかロマンチックだな、なんてちょっと浸ってたりして。


それに今は、手袋をした手を繋いで、じんわりとした温かさを感じながらおしゃべりするこんな時間も、かけがえがない大切なものに感じられるから。

寒空の下でも全然気にならない。


その後、クリスマスだからか長居する人はいないようで、割とすぐに席に案内された。


さっそくメニューを手に取り、注文を決める。

わたしはホットサンドと有機野菜のサラダにコーンポタージュ、それにカフェラテ。

薬師丸さんはオムライスとコーンポタージュにエスプレッソ。


コーヒーとコーンポタージュがまず運ばれてきて、二人ともコーヒーを一口味わってからすぐにコーンポタージュに口をつけた。
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