熱愛系エリートに捕まりました
ピーチソーダがもうなくなる、というところで、男性が新しいカクテルを勧めてきた。


「マルガリータ?」

「うん。甘くてさっぱりしているし、スノースタイルといってグラスの縁に塩がついていて、見た目もいいんだよ」


帰る気満々だったけど、その言葉を聞いて正直ちょっとグラっときた。

スノースタイルというものを今まで知らなかったので、単純に興味が湧いたのだ。

ちょっとだけ。あともう一杯だけなら…


そう思ってマスターにそのカクテルを頼み、実際に出てきたものを見て目を輝かせた。

グラスの縁に雪のように塩が付着していて、カクテルも白いので、なんだか幻想的。


あと一杯だけと思っていたのに、アレキサンダーというチョコレートのカクテルも教えてもらい、気に入って二杯も頼んでしまった。

その後も彼に勧められるまま、いくつかのカクテルを楽しんだ。
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